あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

猫の背洞穴と、毘沙門居残り佐平次と

バイクに乗ろうかなと、よく向かう先に城ヶ島(神奈川県三浦市)があります。城ヶ島ではたいていユルく島一周を歩きます。写真は島中央部南端の海蝕洞穴、馬の背洞門、の横の小さな洞穴です。馬の背洞門は琵琶湖を左右反転したようなフォルムですが、こちら…

リアルト橋の先、アドリア海の真珠魚市場にて

時差ボケを抱えながら早朝、ヴェネツィア(Venezia, Italy)のホテルを出てリアルト橋(Ponte di Rialto)を渡ったら 魚市場がありました。並んでいる魚の様子が、だいぶ違います。じゃあ、アドリア海の真珠(ヴェネツィアの別名ですね)っぽいか? というと…

静岡駅前葵タワーにて

静岡駅前に葵タワーが出来たのが9年前。地下1階から2階に戸田書店が入っていて、2階にはスツールも置かれています。写真は3階にある静岡市美術館のエントランスにあるカフェスペース。駅前交差点を眺めながら、ひと休みできます。静岡で時間ができると、戸田…

盛岡城丸の内で「鳩オミクジー」

盛岡城跡丸の内にある櫻山神社で、鳩サブレー缶に会いました。なぜ「オミクジー」なのでしょう。「サブレー」の音引きにひっぱられた感じ? 缶は2015年まであった20枚入缶(税抜 2100円)か、28枚入缶(同 3000円)と思われます。豊島屋のロゴは覆われていません…

昇仙峡、55歳のモーター君

昇仙峡(山梨県甲府市)を渓流沿いに上がり、仙娥滝(せんがたき)を過ぎてしばらく行くと、昇仙峡ロープウェイがあり仙娥滝駅から山頂パノラマ台駅間、1,015mを結んでいます。そのパノラマ台に上がったところに、モーター君がいました。 1964年(昭和39年)の…

今年も沖縄!

京急本線を弘明寺(ぐみょうじ 横浜市南区)で降り、大岡川の流れに沿って歩きながら花見をしていて、このぼんぼりそ見つけました。たしか鶴巻橋の手前、左岸だったと思います。最初はそういう店があるのかと思いましたが、まわりのぼんぼりにはファミリーメ…

さよならエンダー古波蔵店

ファストフードレストラン、A&W(エイ アンド ダブリュ)のルートビア(Rootbeer)は、自分にとって沖縄風味のひとつです。7種類の木の根から抽出されたエッセンスだから〝ルート〟、米禁酒法時代の代替飲料だった名残りで〝ビール〟。名前はビールですが…

たそがれマイ波布

陽気な盛りの良さも沖縄の食の長所で、那覇市通堂町、那覇ふ頭船客待合所横の波布食堂などその最たる名店です。写真は肉ソバで、これがデフォルトです。よく見てください。テーブル奥の方にも肉ソバがありますね。双子山のようです。こんな名店が本日、3月28…

昼は高良食堂で宇宙を食べよう

700円のAランチがテーブルに運ばれてきた瞬間「これは……!」と、息を忘れました。那覇市若狭の高良食堂の昼、店のまわりには那覇独特のカラフルな中間色のタクシーが何台も駐まっていて、それだけで名店の気配濃厚です。Aランチは宇宙的ボリュームで、銀河を思…

亀かめそばの島マジック

那覇市若狭の亀かめそばでいただいたふーちばーそばです。ふーちばーとはヨモギのこと。ひな祭りのひし餅、最下層、緑のそれを口にして以来、ちょっと……とヨモギからは距離を置いていた自分ですが、ふと思いオーダー。良かったらどうぞ、と無料オプションの…

栄町市場のマリーンさん

いまの沖縄本島における自分的パラダイスは、那覇市安里の栄町市場です。千円で三杯とつまみ一品を座って楽しめる店では、ガールズバーのように正面に手の空いた美人が座ってくれしばし歓談。名前をきけば「マリーンです」とのこと。すっかり気に入りました。…

ページで『東京流れ者』

アンテロープキャニオン(Antelope Canyon)取材のため米アリゾナ州ページ(Page, Arizona)へ。アンテロープキャニオンは日テレ 「世界の果てまでイッテQ!」でイモトが紹介して以来、日本人人気が高まった美しく神秘的な渓谷です。ページの宿はクオリティ イ…

夜間飛行

もう少しで午後11時になる頃、飛行機は羽田空港へ下降。窓からは東京湾に停泊する船舶の灯が夜光虫のように見えます。夜間飛行といえばサン=テグジュペリ(Antoine Marie Jean-Baptiste Roger de Saint-Exupéry)の小説のタイトルですが、自分的には、ちあ…

オスカーとキャデラック

映画『グリーン ブック』が第91回アカデミー賞作品賞に。慶事ですね。自分的にはアルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA ローマ』もオシだったのですが〝OSCARS 2019: GREEN BOOK WINS BEST PICTURE〟の速報もうれしかった。それにしても『ROMA ローマ』をも…

1962年のキャデラック

映画『グリーン ブック』はアメリカの公民権法(Civil Rights Act)成立前のディープ サウスを舞台としたロードムービー。主役のマハーシャラ・アリ(Mahershala Ali)、ヴィゴ・モーテンセン(Viggo Mortensen:彼が『はじまりへの旅 Captain Fantasti 米 20…

見過ごすべきだった

正論風を盾にした実は無用のツッコミはせちが無く、そういうのはどうかと思うこと多々あり、見過ごそうと思ったのですが……。京急のエアポート急行で新逗子に向かっていて、ふと網棚(とはいえ、今や網じゃありませんね)の上の、いわゆる「まど上ポスター」、…

須賀川キングジョー

盛岡から都内に向け東北自動車道を南下中、須賀川(福島県須賀川市)に円谷英二ミュージアムがオープンしたことをふと思い出し、寄ってみることに。この1月11日にオープンした須賀川市民交流センター(愛称はtette:テッテ)の5Fにあり、平日午後でもなかな…

風に吹かれて

いつもの散歩コースで、光明寺(鎌倉市)前から材木座海岸に出たら、ちょうどワカメを干していました。数日前から干場ができていたので、今年は早いなと思っていたのですが、ついにワカメ漁解禁です。洗濯ばさみに挟まれたワカメが風にそよぎ、春を告げます。…

夜明け前、八戸市営魚菜小売市場にて

八戸(はちのへ 青森県)市街から4kmほど海に向かい、新井田川(にいだがわ)を渡った先に八戸市営魚菜小売市場があります。その市場の奥にある『朝飯処 魚菜』が好きで、何度か雑誌で紹介しています。今回たずねたのは二玄社から刊行されていた頃のCAR GR…

中華街の春節に迷う夜

いま横浜中華街は、2月5日の春節(しゅんせつ)に向け一層華やかに。横濵關帝廟(かんていびょう)や横濵媽祖廟(まそびょう)は言うに及ばず、関帝廟通りにある山下町公園(山下公園ではありません)入口、會芳亭(かいほうてい)の脇にもこんな龍が置かれて…

ゆびづめ注意と恵方巻き

1980年に大学生となった自分が、大学のある大阪に住みはじめ違和感を感じたことのひとつに「ゆびづめ注意」があります。電車やバスの扉付近にある注意書きで、それが指を挟まぬよう注意しましょう、の意と気つくのに、やや時間がかかりました。なんだか語感が…

抜き足、差し足、忍び足

鎌倉の材木座海岸と由比ヶ浜とを分かつ滑川(なめりがわ)河口です。現在かつてないほど材木座海岸寄りに蛇行して、海に注いでいます。蛇行ゆえ流れが緩慢で、散歩で通りがかるたび、河口でいろんな鳥を見かけるようになりました。先日は鴨の集団が、さかん…

なぎさ通りのユディトⅠ

鎌倉まで散歩した帰路、逗子駅からなぎさ通りを歩いていたら左手、居酒屋の軒先に作品です。いいえ、シャッター画ではなくその右手、黒い布に被われた案件です。包まれているのは信楽焼のたぬき。そう、まっぱで編み笠を被り少し首をかしげ、右手に徳利、左…

九州の手触り

潮が引き、縞々の干潟が現れた真玉海岸(またまかいがん:大分県豊後高田市)は、国東(くにさき)半島に位置し、周防灘(すおうなだ)にむかって西に開けているため、夕陽の美しさで知られた景勝地。映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で門脇麦演じるセリがREBORN…

迷っています、悩みます。

夏好きの自分としては日に日に寒さが増し、日が短くなるいま時分がちょっとツライのですが、反面いいこともあります。写真は小笠原 父島 二見港の桟橋ではなく、三浦半島の南端、城ヶ島(神奈川県三浦市)で撮りました。対岸は三崎港、すぐ横に26年ぶりに新…

五十鈴とISUZU

奈良の天河神社(天河大弁財天社 奈良県吉野郡天川村坪内)へ行くと、古来より伝わる独自の神器、五十鈴(いすず)のちょっとSFっぽい造形に驚かされます。参拝後、境内周辺を散歩していたら、裏手すぐの材木店軒下にいすゞエルフ トラックが駐められていま…

動物園前駅×男の美学

御堂筋線と堺筋線が交差する動物園前駅(大阪府大阪市西成区)で大阪メトロを降り、飛田本通商店街のアーケードを歩いていたら、壁面にこんなメッセージが。 書体、Q数、レイアウトともに見事です。20を二十と書かなかったところがセンスですね。短文に「男…

このバスは三崎口駅発 城ヶ島行き

城ヶ島(神奈川県三浦市三崎町城ヶ島)へは、京浜久里浜線の終着駅、三崎口駅から京急バスで行くことができます。その城ヶ島停留所一角に、この自動販売機はありました。お金を投入すると「いつも京浜急行バスをご利用くださいましてありがとうございます」…

生マグロの至福

オートバイで走り続けていると、腹は空いているのに、何か食べるのがとても面倒に思えてくることが多々あります。バイクをとめ、グローブをとりヘルメットを外しジャケットを脱ぎ、財布を持って知らない店に入り、知らない人々に囲まれてひとり食事をするの…

路地裏だより

「路地裏の名店」が慣用句となり「路地裏、なのに名店」がいつしか「路地裏、イコール名店」に替わった感があります。まあ、地代の高い首都圏の表通りには利益率高めの店が居並ぶこととなり、ある程度の真理でもあるのですが。 首都圏を離れひょんな路地裏を…