あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

いつも一瞬の旅情

旅情にはいつも不意を突かれます。おいしいお酒を存分にいただいた翌朝、目を開けたら自分の所在がわかりません。いやなにもに実存主義的構造における自己存在の欠落を憂いているわけではなく、ここが何処なのかわかりません。朦朧と窓を見れば、AomoriのAと聞いた覚えの橋梁が。青森にいるんだ、自分。その一瞬、旅情ドーパミンが体中を駆け抜けます。
 青森ベイブリッジが見えるということは、ホテルJALシティ青森の一室です。橋梁下の黄色は、メモリアルシップとして係留されている青函連絡船八甲田丸。朦朧が明瞭になるのと引換に、旅情は霧散しました。ああ、今日は晴れたな

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