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瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

もしもピアノが弾けたなら 浜松篇

線路同様、ホームもまた高架上なので、新幹線を降りるとたいてい階段(もしくはエスカレーター、エレベーター)で、地上階へと降り、改札に向かうことになります。地方都市の駅だとその間に、地場産業や地元企業を紹介するショーウインドウやブースがあり、そこはかとない昭和の残り香を感じることも。しかし浜松駅のそれには「さすが!」と、いつも驚かされます。
 地元を代表する楽器メーカーである、河合楽器製作所ヤマハ、鈴木楽器製作所が持ち回りで展示していて、この7月からはYAMAHAとSUZUKIがブースを分け合っています。写真は昨年(2014年)の暮れに浜松駅を利用した際のもの。その時は河合楽器のピアノが展示されていて、素晴らしいのは試弾可能としていたこと。新幹線ホームの下の、乗客行き交うスペースで、発車待ちの間にラ・カンパネッラ (la Campanella) などつま弾けたらカッコいいですよね。いかにもグッドストーリーが生まれそうな、さすが浜松なエキナカです

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