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あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

神はクラウドなり

静岡市久能山東照宮です。ちょうど四百年前の4月に亡くなった徳川家康の亡骸はその日のうち、ここに移されました。神になったので、通夜もなしだったそうです。この久能山東照宮、眼下に駿河湾をのぞむ標高216mの山頂にあるのですが、山というより崖に近く、1159段の石段は結構キツイです。日本平からロープウエイという手もありますが、ここにお勤めの方々は毎日石段を登って来ているとのこと。禰宜(ねぎ)ともなると、案外御神酒をいただく機会も多く、そんなときは「ロープウエイで帰られるお客様を見送った後、石段を降りるのは結構大変です」と笑っていました。
 他にも若い権禰宜(ごんねぎ)に聞いた説明でなるほど、と思ったのは、奥の神廟に家康の遺体があるのか尋ねたときのこと。日光東照宮に移された説もありますが、久能山の神廟も日光の奥宮も、これまで発掘調査は行われていません。「それについては、よく聞かれます。私の個人的見解ですが、クラウドコンピューティングのようなものではないでしょうか。神廟も奥宮も、ある意味端末に過ぎないのではないか、と」。神=クラウド、というのは、なんか言い得て妙、ですね

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