あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

スクラストンRの加速について

アクセルを開けた瞬間、そのあまりの加速に過去はすべて置き去り。西湘バイパスで自分は16歳になっていました。低速ではビートの効いていた排気音は咆哮となり、より前傾に構え直せばスピードとは裏腹、心やすらかに。以前、ノートン コマンド750に乗っていた頃のあれやこれやが、頭のなかチベット寺院のマニ車のようにまわりはじめます。
 人生はすべて過程さ、とトライアンフ スクラストンR (TRIUMPH Bonneville Thruxton R)は高らかに歌います。試乗中、自分の心はもう少しでデビルマン(©永井豪先生)のように、服ビリビリになりそうでした

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