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あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

中世にほんの1時間ほど

散歩中ふと思いつき、北鎌倉の円覚寺へ。円覚寺での過ごし方は、もうだいたい決まっていて、この山門をくぐり、仏殿にて宝冠釈迦如来(ほうかんしゃかにょらい)と天井の白龍図を納得するまで眺めます。納得したら方丈(ほうじょう)を訪ね、庭を回り込んだ先の一室へ、床の間の阿弥陀如来(あみだにょらい)を見に行きます。方丈を出たら舎利殿(しゃりでん)の門から、山を背負って遠くたつ、その神奈川県唯一の国宝建造物を眺めます。ここの左手には鐘があって、大晦日の夜には門が開き、鐘突き後には舎利殿を近くで眺めることができます。そして如意庵へ。玄関に活けられた花がいいですね。傍らには「an-nei 安寧 如意庵茶寮」と書かれた木片があり、カフェとして営業する日もあるとか。
 その後は山門に戻り、まわりに置かれたベンチのひとつへ。上層屋根の見事な軒反りを見上げつつ、この門を囲んでの盆踊りをしたなあ、ついこの前のようだけどもう秋だなあ、などと感慨に耽ります。これでだいたい1時間。気持ちが「さて!」となったら腰を上げ総門を出ます。階段を降りる途中、境内の線路を横須賀線が横切ったりすると、1時間ほどいた中世から、戻ってきたような気になります

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