あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

「子どもの」いらないんじゃね?

オートバイの話をしばらく続けちょっと肩が凝ってきたので、神奈川県立近代美術館 葉山で「ブルーノ・ムナーリ」展を観てきました。その呼び込みのフレーズがなかなか良かったので、引用します。「画家、彫刻家、グラフィック・デザイナー、インダストリアル・デザイナー、発明家、著述家、子どもといっしょに遊ぶ人――あらゆる肩書きを持つ稀代の表現者ブルーノ・ムナーリの日本最大の回顧展を、ぜひお見逃しなく。」
 写真は、展示ブースをつなぐインターバル的スペースの壁面に書かれていたメッセージ。なるほど、教訓のないところがいいですね。「子どもの」を取って、シンプルに「心を」で始めてもいいかも、と思わず添削してしまいました。この後、彼が残した絵本のコーナーがあり、名著『たんじょうびの おくりもの』にはモトグッチ(MOTO GUZZI)の単気筒と覚しきオートバイが大きく描かれていてうれしくなりました。そうか!イタリア人かぁ、と納得しました

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