あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

「杭全」「放出」「生玉表門」読めますか?

 大阪市内には、ちょっとそうは読めない、という地名がトラップのように散りばめられています。気が抜けません。自分は学生の頃、配達のバイト中に「クマタを左や」と言われ杭全をクマタと読めず直進、その先の「百済(くだら)」でたぶんここだろう、と曲がって道に迷い、「なにをしとる?」と攻められたことがあります。
 放出(はなてん)、喜連瓜破(きれうりわり)、住道矢田(すんじやた)とか、まったく読めず、一度聞いても納得できないのですぐ忘れました。いまだに不意を突かれると、不安です。最近見つけたクセモノは「生玉表門」。なんか台湾風だな、と思い写真を撮りました。谷町九丁目と上本町の駅が最寄りです。「いくたまおもてもん」と読むそうです。いくたまさん、と呼ばれている生國魂(いくくにたま)神社の表参道、ということですね。余談ですが(まあこのブログはすべて余談ですが)いくたまさん境内には崖縁占(がけっぷちうらない)があります。それもまた実に大阪らしい響きです

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