名もなきソバの歌

　思い出の麺シリーズ、第4弾は沖縄そばです。そばと書いて（発音は）「スバ」ですね。ソーキそばとか三枚肉ソバとか、いいですね。でも自分の脳内ガチャから何の脈絡もなく滑り出てくるのは、写真中央の味噌汁がわりの椀入りそば。定食に付いてくるアレです。さすがにソバには付いてきませんが、ご飯ものにはもれなく付いてきたりするので気が抜けません。ゴーヤチャンプルーとソーキそばを頼むと、チャンプルーにご飯がヒモづけされていて、そのご飯には椀入りそばがヒモづけされているので、丼のそばと椀のそばが同時にやってきたりします。その椀入りそばの花言葉、自分的には「無償の愛」ですね。
　これが弁当屋さんに行くと百円そばになります。無償ではなくなりまが、これにもグッときます。店内冷蔵ケースから麺の入ったカップを出し、自分で汁を注いで完成。汁物を持ち歩くのが面倒なのでしょう、店先ですする方も時々いますね。温かいアペタイザーです。そばなのに、全然格式張ってないところが実にナイス！　名もなきソバの歌がきこえてきそう。ああ、食べたくなってきました