フェリーとビアテラス
その船の甲板を思わせるビアテラスの眼下は生名島との間、僅かばかりを隔てる海、水道で、テラス真下は土生(はぶ)港長崎桟橋。写真のような風情で、大きい船は対岸の生名(いきな)島立石港とを結ぶフェリーで、左に接岸している細い船は弓削(ゆげ)島へ行くフェリー。
いま時分、ここで潮流を行き来する船を眺めるのは本当に気持ちがいい。暮れなずむ空の色、照度を増す電球の色はなんだか本質的に懐かしくて、泣けてきます。そしてそこでキリッと冷えたビール、中田幸男料理長のやさしいお料理をいただけるのだからサイコーです。もう、ホントに泣けてきます(さらに、つづく)