砂漠でラクダに出会ったら

ドバイでアル・マハ・デザート・リゾート＆スパをたずねたときのこと。夜はテントで宴会（砂漠の民風）という趣向で、砂上に敷かれたペルシャ絨毯に車座に。ベリーダンスあり、タバコの水パイプありと、乾いた夜風に吹かれつつ夜は更けていきました。

　その時突然、ツアーを終え回送中と思しきラクダの一群が。闇の彼方から突然出てきたので、驚きましたが、カッコよかった。鞍の飾りがメルセデスのスリーポインテッドスターにちょっと似ています。そこはドバイのシェイク・モハメッド首長がコンセプト段階から携わったという、ドバイ空港から車で45分のデザート（砂漠）リゾートで、最も大きなスイートは375㎡もありました。でも、今でもふと思い出すのは、その夜のラクダたち。そういえば吉本新喜劇、池乃めだかさんの持ちネタにも「砂漠で二頭のラクダに出会ったら……」というのがありますね。