あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

鮎のぼり、一夜干し風

鯉のぼりが空を泳ぎだせば春たけなわ。カツオのぼり、もありますね。零戦的な鯉のぼりに比べ、雷電的なカツオのぼりは流体力学的にもスタイリッシュで、ブルー基調のカラーリングは春空に映えます。 写真は岐阜県岐阜市の長良川沿いで見かけた鮎のぼり。春風…

「子どもの」いらないんじゃね?

オートバイの話をしばらく続けちょっと肩が凝ってきたので、神奈川県立近代美術館 葉山で「ブルーノ・ムナーリ」展を観てきました。その呼び込みのフレーズがなかなか良かったので、引用します。「画家、彫刻家、グラフィック・デザイナー、インダストリアル…

Indian Scoutの男前

乗りやすい! と、驚いた。拍子抜けしたと言ってもいい。低く、ぎっしりと身入りのいい筋肉質な風貌から想像した乗り味とだいぶ違う。まずエンジンがいい。回転は頭打ちになることなく、のびやか。例えば前車の追い抜きに、瞬時加速を得るべく少々無理なシフ…

TRIUMPH BONNEVILLE BOBBER BLACKの大脱走

もし街頭インタビューでマイクを向けられ「何世代ですか?」と問われたら、自分は〝大脱走世代〟と答えると思う。人間形成は、ほぼ映画『大脱走』(The Great Escape 米 1963)によって成された。映画館で観た記憶は無く、小学生の自分はテレビで繰り返し観…

Ducati XDiavel Sの深淵

ドゥカティ(Ducati)のディアベル(DIAVEL)を初めて目の当たりにしたのは、2011年の東京モーターショーでのこと。ドゥカティブースではなく、メルセデスブースでした。その前年にドゥカティとAMGは、共同マーケティングのためにパートナーシップを締結。デ…

H-D FORTY-EIGHTのツンデレ

オートバイとは艶めかしいもの。中学生で恋い焦がれた自分は、今でもドキッとすることがある。例えばこのH-D FORTY-EIGHT 115th ANNIVERSARYのウエストとか。ガソリンタンクとシートの間が実に艶めかしい。フレーム越しにゴツいシリンダーヘッドが丸見えで、…

H-D SPORT GLIDEの洗練

2016年にローンチされた新エンジン、排気量1,745ccの「ミルウォーキーエイト107」が素晴らしい。パワフルはパワフル、だがそれよりも洗練の度合いが超絶高い。そのバイブレーションで、だいたい00km/hぐらいかな? とスピードメーターに目をやれば、驚愕の数…

モトグッチ V7 Ⅲストーンの一徹

ああモトグッチだ! ちょっと震えてしまったのは、大磯から西湘バイパスにのってアクセルグリップをひねった2秒後。バルン、バル、バッ、バッバッバッバッバッバーッッッッッッと、いかにもモトグッチ的な定規で太い直線を引くごとき加速。OHV・Vツイン 744c…

まもなく弘明寺、ぐみょうじです

京急電車に乗って弘明寺に行きました。写真は駅から大岡川に向かって下った先、弘明寺かんのん通りの中華料理店。まるで白夜書房が1980年代に出していた月刊誌『写真時代』の巻頭グラビアです。実存写真時代の店。まあ弘明寺商店街全体もかなり写真時代テイ…