あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

2016-01-01から1年間の記事一覧

天日干し天然もの

大晦日を迎えるにあたり自分が今年もっとも感銘を受けた景色をアップすることにしました。バイク好きにはたまらんフェンスです。特にディスプレイしている訳ではなく、忘れないよう掛けて置いている風の、天然もの物件ですね。偶然通りかかった、昭和な商店…

白い恋人たち

シラス好きだったら、ぜひオススメしたいのが静岡県静岡市の用宗港にある『清水漁業協同組合用宗支所 直売所&どんぶりハウス』のシラス丼。プレハブの調理場で500円を払って発泡スチロール製の丼を受け取り、テント屋根の下に置かれたテーブルで、シラス漁…

旅路

海沿いの町を散歩中、路地をのぞいたら「旅路」のサインがありました。Coca-Colaのペイントのくたびれ具合が絶品です。オフセットされた二文字の置き方も時代を帯びており、これは銘品ですね。でもまだ修行不足の自分には、そのドアを開ける勇気がありません…

YAMAHA RZ250

ああああこれはマズい!と、エンジンが吹け上がらなくなったバイクを本車線から路肩に寄せました。やがてアクセルグリップのひねりに反応は無くなり、シャラシャラとドライブチェーンは空回り。そして、バイクは止まりました。なぜマズいかといえば、指先で…

ないものねだり

軍事施設?、宇宙センター?? アラブ首長国連邦(الإمارات العربية المتحدة)を構成する首長国のひとつ、ドバイ(دبي)のショッピングモールです。実はこれ、スキードバイ(Ski Dubai)という名の室内スキー場。夏には気温が50℃ともなる地に、400mに及ぶゲ…

ランプマン

散発的な雷雨、時折の土砂降りとともに、大地に新しい生命が息吹くグリーンシーズンがやって来ました。と、南アフリカのリゾート、シンギータ(Singita)から便りが届きました。そうか南半球か、夏なのか、と夏好きとしてはうらやましい! 写真はサビ・サン…

景色もプリクラ

iPhone5の時はコンデジを持ち歩いていたのですが、iPhone7にしてからは自然、カメラを持ち歩かなくなりました。記録用ならほぼ事足りるようになったからです。難点はシャッター音が騒々しいこと。そして、きれいに撮れすぎてしまうこと。 撮った直後は「ちょ…

ユタ州の髑髏酒

米、ユタ州のマウント カーメル ジャンクション(Mt.Carmel Junction, Utah, U.S.A)という州道の分岐点に、『レストラン ゴールデンヒルズ』(Restaurant GOLDEN HILLS)はあります。隣はモーテル、道を挟んだこちら側にはギフトショップがありました。その…

Bar, Bar, Bar, Bar, & Bar.

宵に冬の香漂う頃になると、月刊誌の特集取材でバー巡りをしたことを思い出します。自分は地方都市担当で、1日5軒を目安にまわりました。ひとつの街に三日かけ、目星をつけておいた15軒程をまわり、セレクトした5軒を紹介します。初めての店でひとりカウンタ…

自分好みの本音飯

ディナーが建前ご飯(たてまえごはん)だとしたら、朝食は本音ご飯(ほんねごはん)と言えるのではないでしょうか? それは我が家ばかりの話ではなく、旅先でもごく自然にそうなっている気が。それゆえ、朝食がいつも楽しみです。ホテルのビュッフェや、モー…

続 笑う警察

おや、増えています! この前、10月26日の「笑う警察」で、鎌倉警察署の植え込みがハッピーに刈り込まれていることを紹介しましたが、気がつけば笑顔のカップルになっていました。 手前右にはベイビー誕生の予兆すら……。スペース的には大家族化もアリですね

雪はうっすらが一番。

朝から雪が降っています。鎌倉で用事を終えてふと見上げたら、裏山も雪化粧。さすがに今日は行き交う人もクルマも少ないようです。その雪化粧を見ていて、北海道 朝里川温泉の小樽旅亭 藏群(くらむれ)を初冬に訪ねた際、初雪に見舞われた時のことを思い出…

「午後の曳航」

セドナ(Sedona AZ USA)を昼過ぎに出てすぐにクルマの後部座席で眠ってしまい、目を覚ましたら道が広くなっていました。インターステイトハイウエイ(I-40; Interstate Highway 40)に出たようです。今日はこのまま西へ向かい、I-40の終点であるバーストゥ…

京都!にあらず

烏丸三条から河原町三条に向かって歩いていて、堺町通にあたる手前、右手にこの店がありました。建物と暖簾、そこに印されたロゴがいかにも京都だ、とシャッターを押したのですが、東京 南青山で創業したアパレルとのこと。フォーティファイブアールと読むそ…

フェンダー!ミラー

群馬県のさる宿泊施設の駐車場で見かけた、見事なフェンダーミラー仕様です。マークXが、蝸牛のコスプレしてるかのよう。ドアミラーがたたまれているのも微笑ましい。以前はドアミラーを付け、フェンダーミラーを外すと整備不良で違反切符を切られたもので…

昼湯に昼酒

温泉が心地よい季節となってきました。ツーリング中の宵、寒風に冷えた身を温泉で〝解凍〟、するのはライダーの至福です。以前九州をツーリング中、昼過ぎに入った立ち寄り湯があまりに気持ち良く、聞けば空き室もあるとのことで、そのまま泊まってしまった…

犬の微笑み

ツーリング先で思いのほか気温が上がり昼食後、猛烈に眠くなりました。これは危ない、と道を外れバイクを降り、ジャケットを脱ぎブーツから足を抜いて、ごろんと横に。ジリジリと日に焼けるのを感じながらウトウトしはじめたら、何かが傍らに来る気配。寝返…

カフカのオートバイ

12年振りに公開となったシリーズ三作目の『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(BRIDGET JONES'S BABY 2016 米・英)。前回のブログでも触れましたが、その第一作『ブリジット・ジョーンズの日記』(Bridget Jones's Diary 2001 米・英)…

トランプ! Donald John Trump!

12年振りの新作となった映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(BRIDGET JONES'S BABY 2016 米)が日本でも10月末から公開に。恋に仕事に奮闘するブリジット(レニー ゼルウィガー Renée Zellweger)の恋人マーク役を演じるのは、過去…

カネゴンちゃんぽん

漁解禁となり蟹の季節到来です。以前、宮津(京都府)の蟹料理で有名な旅館を取材した際、そこで出す松葉蟹は、甲羅の中に海水がまわらないよう、水揚げから客膳に置くまで一度たりとも蟹をひっくり返さないようにしている、と板長が教えてくれました。なの…

Miami→マイアミ→舞網

伊豆に向かう際、終点の石橋ICで西湘BPを出て国道135号線に合流した先に、『磯料理 舞網』はありました。蒲鉾の鈴廣 石橋店手前です。今はダイビングショップになったようですが、舞網(まいあみ)というネーミングが好きでした。漁網が魚影濃い海に沈む直前…

My first emoji

いまや赤い丸型ポストよりも稀少となった郵便太郎です。いや、郵便太郎というのは自分が思い込んでいた名前で、一般的には顔郵便マークというそうです。1968年7月に郵便番号が導入された際のマスコットですね。 先日、携帯電話の絵文字(emoji)がMoMA(NY近…

誰か来る!

ホテルや旅館の取材は、チェックアウトとチェックインの間が勝負。アウトが12時、インが15時の旅館だったりすると大変です。係の方が清掃とセッティングを終えたところから、現着した鑑識官ばりに写真を撮っていきます。それでも、ちょっと雲に隠れた日の光…

笑う警察

三年前に若宮大路沿いの由比ヶ浜二丁目に引っ越した鎌倉警察署。散歩途中、植え込みに笑いかけられました。 鳩もいますね。もしや、鳩三郎でしょうか?

魅惑のベッドルーム

コンテンポラリーアートと家具を扱う、LIMN(リン)というショップの一角に設えられていたベッドルームです。壁にあるのはアレックス ドニス(ALEX DONIS)のペイント『WAR』。これとザハ ハディット(Zaha Hadid)デザインの『GLACIER(氷河」)』というベ…

小田原戦国武将茶漬け丼

この見事な枝ぶりは小田原城址公園本丸の巨松(おおまつ)です。樹高約30mのクロマツで、樹齢は推定400年以上。見上げると、線香花火のように松葉を優雅に広げていました。近くには本丸茶屋という御食事処があり『小田原戦国武将茶漬け丼』という名物が。丼…

ディスコ ヴォランテ!

空飛ぶ円盤仕立てのテールを持つこのクルマは何でしょう? ヒント01「ドイツ車」、ヒント02「撮影したのは2000年12月」。イタリア語で『空飛ぶ円盤』の意の〝ディスコ ヴォランテ(Disco Volante)〟は、1952年のクーペC52登場でアルファロメオ(Alfa Romeo…

一戸-九戸、とは?

制限速度80km/h厳守でも、この電光掲示が放つメッセージは読み取れませんでした。午前3時前に川口JCT(junction:ジャンクション)から東北自動車道に入り、590km。安代(あしろ)JCT(岩手県八幡平市)から八戸自動車道に入ってところです。一戸ICから九戸I…

リゾッチャの頃

この海辺の団地風建築は神奈川県営長井みなとハイツではなく、改装前のヒルトン ハワイアン ビレッジ ワイキキ ビーチ リゾート(Hilton Hawaiian Village Waikiki Beach Resort)のレインボー・タワー(Rainbow Tower)。竣工は1968年。今から5年前に大がか…

砂の浮いた道路は

松田聖子の『渚のバルコニー』がリリースされたのは、1982年4月のこと。松本隆による♪砂の浮いた道路は 夏に続いてる〽 というフレーズに衝撃を受けました。オートバイを深く愛していたので路面状況には敏感で、道に浮いた砂には気が滅入っていたのに、それ…