あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

2019-01-01から1年間の記事一覧

極寒の機首銃手に比べれば

呉(広島県呉市)の大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)に展示されていた89式飛行艇の1/24スケールモデルです。昭和4年(1929年)から開発が始まった全金属製の胴体と、金属製フレームに羽布張の主翼を持つモデルで17機が作られたそうです。上海事変や日…

京急バスはイケている

散歩帰りに鎌倉のマクドナルドでコーヒーを。小町通り入口近くの駅前店は1階に調理場とレジカウンター、客席があり、3階にも客席があります。ちなみに2階は喫茶室ルノアール鎌倉駅前店。3階でイートインするためには、1階のレジカウターで受け取ったトレイ…

ところてんを一本、二本と

相模灘を左手に国道135号線を南下、熱海、伊東、熱川、稲取を経て伊豆今井浜東急ホテル手前を海に向かって鋭角左折した先に舟戸の番屋はあります。ここの海に向かって開けた露天風呂が好きで、時々訪ねます。この前の台風の波風で男風呂と女風呂を仕切る衝立…

バスと旅情

旅先で初めてのバスに乗るのはちょっと難しい。前のドアから乗るのか、まん中のドアから乗るのか、バスが来てみないと分かりません。だいたい料金が前払いか、後払いか、Suicaが使えるかどうかもわかりません。乗ったら運転手さんに降りる停留所名を告げ運賃…

「帰れー!」「帰れー!」

自分が大学生だった頃は単に『あべの橋』という駅名だった大阪阿部野橋駅から、近鉄南大阪線の急行 河内長野行きに乗車。乗ってすぐ、この中吊り広告に強く惹かれました。シブイなあ。あべのアポロシアターというのも懐かしい。学生時代、たびたびオールナイ…

花籠とHONDA スーパーカブ70 Custom。

安芸の小京都と呼ばれる竹原市(広島県)の町並み保存地区を歩いていたら、可憐に花を活けた竹の花籠が。10月に国立劇場小劇場で開催された『きん枝改メ 四代 桂小文枝襲名披露公演』で聞いた月亭八方の落語「竹の水仙」を思い出しました。格子にピタリとキ…

JAL904便 58Kの憂鬱

その日、那覇空港の23番ゲートを定刻通り11時20分に離れた羽田行きJAL904便は、快晴の滑走路を離陸後一直線に北に向かい高度を上げて行きました。500席を擁するボーイング777-300の機内はほぼ満席。58Kという最後尾右端窓際のシートを得た自分の目は、眼下の…

しらすとフレンチトーストと、安芸小富士

朝起きて窓のカーテンを開けブラインドを上げたら、富士山? ……そこは広島からそんなはずは無く、スマホで調べると広島湾に浮かぶ似島(にのしま)の頂でした。宇品から似島汽船のフェリーに乗れば20分、450円で渡れるとのこと。安芸の小富士とも呼ばれるそ…

玄海育ち!

一週間ほど前、昼前に東名高速道路を下っていたら走行車線に延々、警察の人員輸送車が連なっていました。即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀警備のため全国各地から派遣された警察官が一斉に帰路についてたのだと思われます。皆一様にカーテンを閉ざし、…

螺旋階段と、鮨カウンターと。

チェックインが早めに済んだので展望デッキにあがり、離発着を眺めていたら滑走路の向こう、国際線ターミナルに懐かしい機影が。羽田空港ではもう見ることは無いと思い込んでいたジャンボ(Boeing 747)です。ルフトハンザ(Lufthansa)ではまだ運航していた…

超立体じゅーしー

ゆいレール(沖縄県那覇市の那覇空港駅と浦添市のてだこ浦西駅を結ぶ沖縄都市モノレール線)を安里駅で降りると、スーパーマーケット『りうぼう』の駐車場入り口に『屋台そば駅前店』はあります。24時間営業の沖縄すば店。屋号はなかむら屋、だそうです。栄…

みっひー in 英勝寺

カブで走っていたら鎌倉唯一の尼寺、英勝寺の総門が開いていました。彼岸花満開をうたう特別拝観だそうです。境内に入り本堂脇で視線を感じて振り返ると、この木でした。一帯が屋敷跡と伝わる、太田道灌でしょうか? 顔面の無慈悲な裂け目が西原理恵子さんの…

メヒコ・タコスでエンバナーダーを

カリフォルニアに着いたらイン アンド アウト バーガー(In-N-Out Burger)より、パンダエキスプレス(Panda Express)より、まずタコベル(Taco Bell)を探す自分としては、沖縄のタコスにも強く惹かれます。写真は宜野湾市新城の『メヒコ・タコス』でいた…

迷彩のハイ ヌーン

午前11時50分、鳥羽港を出港した伊勢湾フェリーは55分後、定刻通りに伊良湖港に到着。そこから太平洋を右手に国道42号線を浜松方面に向けて走り出しすぐに、燃料タンクがほぼ空なことを思い出しました。6kmほど走ったところにJAの伊良湖SSがあったので給油…

危険なぽっぽや

この夏、オートバイで北海道を走っていたときのこと。帯広から狩勝峠を越え、南富良野町に入り、国道38号線が右直角に曲がる手前に『← 鉄道員 ロケ地』の案内が。ちょっと休みたかったので、寄りました。映画で使った幌舞駅(本当は幾寅駅)が残っています。…

夏が終わる

今日、9月1日で逗子海岸の海の家は営業を終えます。海水浴場も、ライフセーバーの常駐も、今日限りです。 写真は昨日、8月31日宵の逗子海岸。結構な人出でした。9月に入り、海の家が撤収されるとちょっと寂しくなります。まあ、それがデフォルトなので、すぐ…

盛夏晴天の空の下

盛夏晴天の空の下をオートバイで走っていて信号で止められたとき、一瞬の涼を求め無意識に日陰を探します。街路樹の、これくらいの陰でもうれしい。木漏れ日といった曖昧さは無く、光と影がデジタル的なハイコントラスト。焼けた路面に葉の陰が叩きつけられ…

あおい荒野ランチ

国道13号線を奥羽本線に沿って北上、秋田に入り湯沢を過ぎたあたりで正午に。それにしても暑い。熱風が容赦なく全身に当り、サウナのアトラクション(ロウリュとかアウフグースとか言われるアレです)のよう。右手に道の駅十文字があったのでオートバイをと…

ひろさき犬

自分はねぷた、ねぶたに関しては「ラッセーラー!」よりも断然「やぁーや どぉ!」派で、つまり弘前ねぷたが好み。今年も観てきました。 写真は弘前中央食品市場の奥にあったプチねぷたです。ああ、奈良美智はここの出身だったな、と思い出しました。あおも…

ビバ !コンピーラ

善通寺(香川県)から三好市(徳島県)へ向け、クルマで国道319号線を南下していたら、積乱雲のむこうに鰯雲が。夏のむこうに、秋がのぞいています。 その風情とまったく関係ないのですが、そこは金刀比羅宮の近く。♪金毘羅船々(こんぴらふねふね)追風(お…

ムラなく、ヤマのように

午前10時過ぎ、国道13号線を北上していたら道端の温度表示は早々30℃超え。左手に道の駅 むらやま(山形県村山市)があったので、休憩することに。そこは尾花沢の南隣りでもあり、露店に西瓜がゴロゴロ並んでいました。実にそそられます。 道の駅むらやまには…

阪神高速の入道雲

いま時分、晴れた午後に阪神高速を走っているとよく入道雲が湧いています。下りよりも上りで見かけることが多い気がします。入道雲で思い出すのは学生の頃、2サイクル2気筒 360ccの三菱 ミニカに乗っていて激しい夕立に見舞われ、電気系のリークでプス、プス…

ビーチ食堂のタコライス

伊計島(沖縄県うるま市)にあるビーチ食堂のタコライスです。たしか500円でした。このビーチは大人@400円の入浜料(昼施設利用料)が必要ですが、そのかわり駐車料は無料。浜は珊瑚の白でフカフカです。 海の家的なちょっと濃いめの味付けが美味でした。メ…

夏のライディンググラブ

このだいぶ使い込んだライディンググラブは春夏秋用です。丈が軍手なみに短く、涼しくていいのですが、夏に1日走り回るとジャケット袖口との間の手首が、見事に日に焼けます。もう20年以上使っているので馴染んでいて着脱もスムーズ。革の香りももはやしませ…

37年後のPineapple

7月1日に海開きした材木座海岸(神奈川県鎌倉市)は、波荒く無ければ青旗はためき、ライフセーバーも心強い海水浴場となっています。海の家はまだ作りかけ。この前、海岸を散歩中に松田聖子のPineapple(1982年5月21日にリリースされた、5thアルバム)を聴い…

孤独とスワローズ

京都府北部の中丹地方のビジネスホテルに着いたら、チェック イン カウンター脇、宴会場らしきホールへの扉が開いていました。何か音が漏れていたので入ってみたら、プロジェクターで甲子園球場の阪神×ヤクルト戦を生中継しています。そうだ、ここは関西圏だ…

プロかな?

材木座海岸(神奈川県鎌倉市)の砂浜に、作品がありました。上半身が波で消されてしまったため、残念ながらご尊顔を拝見できません。そもそもどこまで描かれていたのかもわからない。角度を変えて二度、三度と見たら、右足のふっくらとしたラインが少年のよ…

繁栄稲荷大明神様

いつもの散歩コースで、光明寺(鎌倉市材木座)へ。境内に入り本堂、網引延命地蔵 繁栄稲荷大明神、開山堂と参拝するのですが、繁栄稲荷大明神にこのお方が。近づいても動かないので事件ですか、事故ですか、と一瞬身構えましたが、息でお腹がわずかに動いて…

なんでもない一日

中学生時代、テリー・サバラス(Telly Savalas)がNY市警察第13分署のデカ長を勤めた(演じた?)ドラマ、『刑事コジャック』が好きで、欠かさず見ていました。深夜枠再放送での復習も欠かしませんでした。一番好きな台詞は、びびりで臆しがちな新米刑事に怒…

北陸自動車道の太郎さん

北陸自動車道を走っていたら前方やけに目立つ人影が。トラック後部にいるのは安全太郎さんです。路面工事の安全を確保するガードマンロボットの彼は昭和45年(1950年)生まれ。当初は生誕当時の流行語「アッ!と驚く為五郎(ためごろう:ハナ肇さんですね)…