あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

午睡は夏の季語

先週末にたずねた山梨県北杜市のギャラリートラックス(GALLERY TRAX)の庭にあった、ハンモックです。聞けば「ブーツは脱ぎたくないし、ハンモックを汚してはいけないし」と、こういう寝方になったとのこと。ちょっと〝作品〟っぽい。コーエン兄弟フィルムの…

紫の雨が降った頃

ラジオでパープル レイン (Purple Rain) や、スノウ・イン・エイプリル (Sometimes It Snows in April)がよくかかるなあと思っていたら、Princeが亡くなったとのこと。自分的にPrinceといえは、なんといっても映画 パープル レイン(1984 米)です。彼が駆…

ひまわりの丘

取材中の余談で、話題は「一人で運転しながら聴いていると、ある曲で突然涙腺がゆるむのはなぜだろう」となり、男4人のあるある話が弾みました。……クルマだと心が裸になっているからでは? 一人だとメンタルとして素っ裸で、クルマを纏(まと)っている。クル…

未句

旅先で句を詠めたらいいな、というか、俳句に封じ込むべき偶然に遭遇することがあります。自分はその際、未句にします。こんなかんじです。「道で会った知らない猫がビックリしたような顔で目を外さなかった。これからここで何かあるのかオレ?」これは石川県…

なぜか立石?

葉山から国道134号線を三崎方面に向かうと、湘南国際村秋谷入口を過ぎた右手に立石(たていし)公園があります。海に面して60台くらい駐めらる県営立石駐車場があり、平日は無料で利用可能。写真右手にあるのが安藤広重も「相州三浦秋屋の里」に描いた奇岩、…

スクラストンRの加速について

アクセルを開けた瞬間、そのあまりの加速に過去はすべて置き去り。西湘バイパスで自分は16歳になっていました。低速ではビートの効いていた排気音は咆哮となり、より前傾に構え直せばスピードとは裏腹、心やすらかに。以前、ノートン コマンド750に乗ってい…

眠れない夜のはじまり

緯度70度に近い、欧州最北端のフィンランドでも北寄りの、もう少し北上すれば北極圏、というあたりで一泊。夕食を終えて戻った部屋には、まだ日が差していました。時計をみれば午後10時過ぎ。まるでリアリティがありません。 リアリティといえば、部屋にあっ…

横浜ベイクォーター

旅ではありませんが、ベースとしている逗子(神奈川県)から東京都内を行き来する途中、時間ができたら横浜駅東口はずれの横浜ベイクォーターに寄ります。マクドナルドの1階テラス席が気に入っているからです。写真はそのテーブルから眺める夕景。運河の向こ…

無煙化ヒールとの再会

ちょうど1年ほど前、名古屋から亀山に向かう関西本線に乗っていたら、左手に貨物列車が。先頭はDD51、しかも重連です! 自分的に昔は蒸気機関車を駆逐するヒール(悪役)な機関車でしたが、いつのまにか老いて風格すら得ていました。東海道本線沿線の静岡で…

ヒースロー空港における二つの留意点

シートベルト着用サインが点灯し、みるみる降下。ロンドン・ヒースロー空港(London Heathrow Airport)に向かう機内にて、そろそろ靴履くかと窓に目をやれば、珍しく雲の切れ間からロンドン中心部が一望できました。ヒースロー空港には二つ、注意すべきこと…

バインミーを求めて

アメリカの西海岸をドライブしていてお腹が空いたら? 自分的最近の好みはベトナム料理。バインミー(bánh mì)が美味しかったらサイコーです。LA郊外、アナハイム(Anaheim)の南のウエストミンスター(Westminster)ボルーサアベニュー(Bolsa Ave)の『Ph…