あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

儚き夏のトリエンナーレ

今年、2015年は「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(新潟県十日町市津南町)の開催年です。はじめてたずねたのは2006年のこと。小さな集落近くの山間に、ビーズでつくった花が群生している作品「こころの花-あの頃へ」(菊池歩)は、とても印章に残っています。作家はそのブナ林に3万本の花を植えていました。中平という集落に滞在し、周囲の方々の協力を得て、2年がかりで完成させたとのこと。以降、これを凌ぐ作品にはまだ出会えていません。
 日本の素晴らしい夏を満喫するのにも、妻有(つまり)のトリエンナーレはお薦めです。夏の儚さが、どこかで作品と共振しているような雰囲気は、妻有ならでは。今年の開催期間は7月26日(日)~ 9月13日(日)の50日間、だそうです。

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