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あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

旅情について、その三

ふとバス停を見れば、知らないデザイン、馴染みのない色使い、「そら」と読むそうです。能登半島、七尾湾に突き出た岬近くにあったバス停で、あたりは地元産の白かぶにあぶらののった塩さばを挟む伝統食「かぶら寿し」で知られる集落です。
 この字面は何か馴染みがあるなあと思ったら、芭蕉奥の細道に同行した弟子、河合曾良でした(まあ曾と曽、正字と略字の違いはありますが)。知らない駅や空港より、バス停により強く旅情を感じるのはなぜでしょう? 生活感が無防備に、むき出しで路傍に佇んでいるから? ほぼ、地元の人しか使わないから? ふりがな無しなのも、旅情ですね

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