黄金の翼
ホンダ(オブ アメリカ)のラインナップにゴールドウイング(GOLD WING)というモデルがあります。アメリカ、メインランド用のツアラーとして仕立てられたモーターサイクルで、2001年のフルモデルチェンジを機に、1,832cc水平対向6気筒エンジンを搭載。これがまた「絹ごし」の素晴らしいエンジンで、ちょっとアクセルグリップをひねると、シュ~ワァ~ンと離陸しそうな案配です。同じく水平対向6気筒エンジンを搭載するポルシェのシャパババンッ! とは全く異なるキャラクターで、気持ちいいッス。
これを日本でもカタログモデルとしているのだから、やっぱりHONDAはグレートです。写真は、たしか2007年モデルを試乗した際の1枚。青山一丁目のHONDA本社を出て、100mも走らないうちに、北海道に向かいたくなり困りました。二輪初のエアバッグ搭載モデルで、製造元のタカタにはそれを畳んで収納できる職人さんが、僅か数名しかいないとうかがった気がします