あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

猫松

旅ではありませんが、時々城ヶ島に行きます。行けばぐるりとほぼ一周歩きます。南岸の崖は海鵜(うみう)の越冬地で、昨日もガイドの方が単眼望遠鏡を携え、ウミウ展望台にいらっしゃいました。もう第一陣は旅立ってしまったようで、数もまばら。3月中には、皆居なくなるだろうとのこと。
 その後県立城ヶ島公園駐車場の外周路を歩いていたら、猫が一匹ベンチにいました。資材小屋のような上屋の床下が猫の溜まり場で、よくそこでは見かけるのですが、横たわる猫の四肢の伸ばし方、力の抜き加減が尋常でなく、遠目に死んでる? と思ったほど。ゆっくり隣のベンチに腰掛けたら、薄目を開け(頭を上げすらしません)しっぽを小さく「たんっ」。生きてました。そのとき、視界の隅に違和感が。目をやれば……おおっ! すぐそこの松の木に!!

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