あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

ページで『東京流れ者』

 アンテロープキャニオン(Antelope Canyon)取材のため米アリゾナ州ページ(Page, Arizona)へ。アンテロープキャニオンは日テレ 「世界の果てまでイッテQ!」でイモトが紹介して以来、日本人人気が高まった美しく神秘的な渓谷です。ページの宿はクオリティ イン アット レイクパウエル(Quality Inn at Lake Powell)でした。観光地によくある部屋ゆったりめのモーテル、写真はそのベッドです。
 時差ボケなのでしょう、午前2時頃突然目が覚め眠れません。テレビをつけたらアートフィルム専門チャンネルが見つかり、しばらくぼーっとみていたら、Tokyo Drifterのタイトルとともに渡哲也があらわれました。鈴木清順 監督、川内康範 脚本・原作の1966年 日活アクション『東京流れ者』ですね。独特の色彩と構図で、確かにアートフィルムです。以前観たときはちょっと気恥ずかしかった“流れ者に女は要らねぇ、女がいちゃあ歩けねぇ”のセルフも、ページのモーテルではしっくりきました。結局最後までみてしまいました。見終えても、まだ夜でした

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