フクぷく
下関で泊まるときは下関グランドホテルに部屋をとります。海側の部屋から見える関門海峡の眺めが好きだからです。今回の部屋は620号室。ルームキーのアクセサリー外周はブルーでした。前回、919号室に泊まった時はピンクでした(2015年7月30日に写真を掲載していました)。毎回、このアクセサリーと目が合います。いいキャラですね。
唐戸交差点をはさんではす向かいの、旧下関英国領事館の公式キャラクターはピーターラビットです。ピーターにも負けてないし、これを下関グランドホテルの公式キャラにしたらどうでしょう。名前が必要だな(もうあるのもしれませんが)。フクちゃんだと©横山隆一とカブってしまいますね。フク丸、というのも既にあるようです。ぷくっとしているので「フクぷく」とかいかも。漢字表記は「河豚福」で、ぜひ!
ヘルマナス名物クジラサブレー
アフタヌーンティーに添えられていたお茶うけです。ヘルマナス(Hermanus)のリゾートにて見た瞬間、クジラサブレーだ、と思いました。鎌倉のハトサブレーは、鶴岡八幡宮本殿掲額の「八」が鳩の抱き合わせ文字であることに因んでいます。一方、海辺のリゾート、ザ マリーン ヘルマナス(The Marine Hermanus)で焼かれるこちらは、毎年春に沿岸までクジラがやってくることに因んでいるとか。春といっても、南半球なので9月のことですが。
ケープタウンから東南に120km、クルマで海を右手に1時間半ほど走った先のリゾートでした。子どもがさっと描いたようなフォルムが、愛嬌です。ヘルマナス名物クジラサブレー、とかでもイケそうです
シボレー3100ピックアップトラック
大阪市港区の築港(天保山とかがあるエリアです)に、ゴージャスなコレクションを誇る自動車博物館、GLION(ジーライオン)ミュージアムはあります。ゲート代わりに置かれているのがエアストリーム(キャンピングトレーラー)。そのエアストリームをトーインしている風に、シボレー3100ピックアップトラックが停められていました。これがななかなかの男前。アドバンス デザイン(Advance-Design)と呼ばれたモデルで、デビューは1947年のこと。ドアハンドルがプッシュボタンタイプで、前面ガラスがラウンドしたワンピース、グリルもモダンなブル ノーズ(bull nose:ブルドックの鼻ですね)と呼ばれたクロスバーデザイン(crossbar design)だから、1954年以降の最終モデルですね。
ツートーン カラーもいいかんじです。強く心惹かれ、写真を撮りつつ、しばし見つめ合ってしまいました。ビョーク(Björk)とカトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)の映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(DANCER IN THE DARK 2000 デンマーク)ではごくありふれた日常の景色的に出演し、名脇役ぶりをみせました。映画は好みでは無かったけれど、このトラックが出てくるシーンはよかったなぁ
たこやき、玉出にて。
大阪で国道26号線を走っていたら会津屋がありました。元祖たこ焼きの店だそうです。ロゴがいいですね。1986年にネルソン・ピケとナイジェル・マンセルを乗せてF1を闘った、ウィリアムズ・FW11を思い出しました。コクピットまわりのイエローに描かれた、ICI(Imperial Chemical Industries インペリアル ケミカル インダストリーズ)のロゴにちょっと似てます。デザイン的な好みは、会津屋かも。
かんじんのたこ焼きはトッピング無しの、大阪王道派でした。そしてとても熱かった! 1986年のネルソン・ピケとナイジェル・マンセルの確執ぐらい、熱かった!
衝撃の4 ベッド ルーム
別府湾を背に、流川通りを別府ラクテンチに向かって進んだ右側に、別府 亀の井ホテルはありました。温泉地で有名な別府ですが、仕事途中の宿として利用したためチェックインは午後10時過ぎ。ひとりなのでシングルルームを予約していました。フロントで1103号室のカードキーを受け取り、エレベーターで11階へ。ドアのロックを解除し、部屋の奥に進んでちょっと驚きました。ベッドが4つ並んでいたからです。
シングルを頼んでツインにアップグレードはままあります。トリプル、ということもありました。しかし大抵フロントでマネージャーから微笑みとともに「今日は空きがありましたのでツインにさせていただきました。ごゆっくりどうぞ」とかと告げられます。さきほどのフロントでは無言でした。そして部屋はクアッド (quad)です。窓際はエクストラベッドだったので、トリプル+1ですが、それにしてもベッド多過ぎです。くつろぎのスペースが見当たりません。果たしてこれは〝アップグレード〟なのか? 大変悩ましいところです。布団が4組敷かれていて、畳がほぼ見えない和室にひとり放り込まれたような、感じです。……とりあえず手前からふたつ目のベッドを使うことにしました……
New京急ポニー号
ちょっと前に滑川交差点から鶴岡八幡宮に向かう若宮大路(わかみやおおじ)を散歩していて、一の鳥居を過ぎた右手、由比ヶ浜二丁目にある湘南京急バスの鎌倉営業所車庫でこのバスを見かけました。フロントとサイドにレタリングされている『京急ポニー』とは、桔梗山や鎌倉中央公園と鎌倉駅を結ぶ、狭隘路線用に導入された京浜急行バスの小型車両(ミニバス)の愛称です。車体は日野ポンチョ。京急カラーの日野ポンチョは、羽田空港周辺で時々見かけましたが、鎌倉にも赴任されたのですね。自分はこの京急カラーが割と好みです。
なんか、ポニーという愛称がしっくりくる愛嬌あるスタイリングですね。ちなみに日野ポンチョという車名は「PONと乗って、CHOこっと行く。誰もが気軽に乗れる日野自動車の小型ノンステップバス」に由来しているそう。それにしてもウルトラマン世代には、実に刺さるカラーリングだなあ。運転席にアラシ隊員(毒蝮三太夫)とか、似合いそうです
海が見えた。海が見える
広島県尾道市の『ONOMICHI U2(オノミチ ユーツー)』の中にある、『HOTEL CYCLE(ホテル サイクル)』のエントランスに名和晃平作品が。タイトルは『Molecular Cycle(モルキュラーサイクル)』で、尾道の坂道を登り、瀬戸内海の波にも乗るサイクリストをイメージしているとか。名和晃平作品とホテルといえば『HOTEL ANTEROOM KYOTO(ホテル アンテルーム 京都)』が思い浮かびますが、尾道にもあったんですね。
それにしても尾道はいい町です。なぜか尾道水道に強く心惹かれます。我が心の一週間ぐらい滞在したい町ランキングにおいて、ここ数年、第一位をキープし続けています