あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

SAABは思い出?


SAAB(サーブ)というクルマをご存知でしょうか。スウェーデンのブランドで、世界に先駆けて乗用車にターボエンジンを搭載し1980年代から'90年代には、その隠れた速さでクルマ好きを魅了。一時期、二輪WGP開催中のサーキットのパドック裏には、GPライダーの愛車となったSAABモデルがずらりと並んだこともありました。現在は二度の破綻を経て、残念ながら消滅状態に。かつてGM傘下で、日本でも数多くのユーザーを擁していた頃を知る身としてはさびしい限りです。トロルヘッタン(Trollhättan)のサーブ・オートモービル (Saab Automobile AB ) 本社に隣接されていた歴代モデルを並べた可憐なミュージアムは、今でもあるのでしょうか? 
 一方日本の空ではこのSAAB、現役です。だいぶ前ですが、高知から宮崎に向かった際のJAL便が、SAAB-340Bでした。近距離用双発ターボプロップ旅客機で、通路を挟んで右が2席、左が1席というレイアウト。全部で30席余りの小さなプロペラ機です。その後、高知-宮崎便は廃止となりましたが、SAAB-340Bは今も高知-福岡便に就航しているようです

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