あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

ビバ !コンピーラ

善通寺(香川県)から三好市(徳島県)へ向け、クルマで国道319号線を南下していたら、積乱雲のむこうに鰯雲が。夏のむこうに、秋がのぞいています。 その風情とまったく関係ないのですが、そこは金刀比羅宮の近く。♪金毘羅船々(こんぴらふねふね)追風(お…

ムラなく、ヤマのように

午前10時過ぎ、国道13号線を北上していたら道端の温度表示は早々30℃超え。左手に道の駅 むらやま(山形県村山市)があったので、休憩することに。そこは尾花沢の南隣りでもあり、露店に西瓜がゴロゴロ並んでいました。実にそそられます。 道の駅むらやまには…

阪神高速の入道雲

いま時分、晴れた午後に阪神高速を走っているとよく入道雲が湧いています。下りよりも上りで見かけることが多い気がします。入道雲で思い出すのは学生の頃、2サイクル2気筒 360ccの三菱 ミニカに乗っていて激しい夕立に見舞われ、電気系のリークでプス、プス…

ビーチ食堂のタコライス

伊計島(沖縄県うるま市)にあるビーチ食堂のタコライスです。たしか500円でした。このビーチは大人@400円の入浜料(昼施設利用料)が必要ですが、そのかわり駐車料は無料。浜は珊瑚の白でフカフカです。 海の家的なちょっと濃いめの味付けが美味でした。メ…

夏のライディンググラブ

このだいぶ使い込んだライディンググラブは春夏秋用です。丈が軍手なみに短く、涼しくていいのですが、夏に1日走り回るとジャケット袖口との間の手首が、見事に日に焼けます。もう20年以上使っているので馴染んでいて着脱もスムーズ。革の香りももはやしませ…

37年後のPineapple

7月1日に海開きした材木座海岸(神奈川県鎌倉市)は、波荒く無ければ青旗はためき、ライフセーバーも心強い海水浴場となっています。海の家はまだ作りかけ。この前、海岸を散歩中に松田聖子のPineapple(1982年5月21日にリリースされた、5thアルバム)を聴い…

孤独とスワローズ

京都府北部の中丹地方のビジネスホテルに着いたら、チェック イン カウンター脇、宴会場らしきホールへの扉が開いていました。何か音が漏れていたので入ってみたら、プロジェクターで甲子園球場の阪神×ヤクルト戦を生中継しています。そうだ、ここは関西圏だ…

プロかな?

材木座海岸(神奈川県鎌倉市)の砂浜に、作品がありました。上半身が波で消されてしまったため、残念ながらご尊顔を拝見できません。そもそもどこまで描かれていたのかもわからない。角度を変えて二度、三度と見たら、右足のふっくらとしたラインが少年のよ…

繁栄稲荷大明神様

いつもの散歩コースで、光明寺(鎌倉市材木座)へ。境内に入り本堂、網引延命地蔵 繁栄稲荷大明神、開山堂と参拝するのですが、繁栄稲荷大明神にこのお方が。近づいても動かないので事件ですか、事故ですか、と一瞬身構えましたが、息でお腹がわずかに動いて…

なんでもない一日

中学生時代、テリー・サバラス(Telly Savalas)がNY市警察第13分署のデカ長を勤めた(演じた?)ドラマ、『刑事コジャック』が好きで、欠かさず見ていました。深夜枠再放送での復習も欠かしませんでした。一番好きな台詞は、びびりで臆しがちな新米刑事に怒…

北陸自動車道の太郎さん

北陸自動車道を走っていたら前方やけに目立つ人影が。トラック後部にいるのは安全太郎さんです。路面工事の安全を確保するガードマンロボットの彼は昭和45年(1950年)生まれ。当初は生誕当時の流行語「アッ!と驚く為五郎(ためごろう:ハナ肇さんですね)…

引間城跡出世確約三公像

浜松にある元城町東照宮(静岡県浜松市中区)にある二公像の解説ボードにあった写真です。二公とは徳川家康公と豊臣秀吉公で、東照宮の置かれた地は引間(ひくま)城跡。この城は二公ゆかりの城で、秀吉は引間城を整備した飯尾氏の配下である松下氏に、当地…

不死鳥歌劇場に藤原義江は立ったのだろうか

ミラノのスカラ座、ローマのオペラ座と並ぶイタリアを代表する歌劇場、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場(Teatro La Fenice)です。17世紀後半に竣工し、1996年の火事(今のところ最後の火事)で消失しましたが16年前に再建されました。このアングルからだ…

コンテンポラリーな海鮮丼

勝浦(千葉県勝浦市)でいただいた丼です。その日は風が強く、名物の朝市が早々店じまいモードとなったため『うおすい』という魚屋さん奥のテーブルで朝ご飯にしました。 まぐろとイカの紅白が、目出度い感じ。斬新です。そういえば調理場もフロアのスタッフ…

ああ憧れのアエロメヒコ航路

久しぶりに成田国際空港を利用し、搭乗ゲートから搭乗機までバスに揺られていたら第1ターミナル 北ウイング に見慣れぬ機体が。モノトーンも凜々しいアエロメヒコ航空(AERO MEXICO)です。この2月13日からJALとの共同運航として、成田 - メキシコシティ(Me…

わく子さん、こんばんは。

夕景が素晴らしく、その後の移動距離も考えず撮影にやや粘り過ぎてしまい、その日のホテル着は23時過ぎ。部屋の扉を開けてルームキー短冊を壁面の穴に差し、灯りがともると、そこにわく子さんが待っていました。なんだか凄いネーミングです。女性の服を褒め…

猫の背洞穴と、毘沙門居残り佐平次と

バイクに乗ろうかなと、よく向かう先に城ヶ島(神奈川県三浦市)があります。城ヶ島ではたいていユルく島一周を歩きます。写真は島中央部南端の海蝕洞穴、馬の背洞門、の横の小さな洞穴です。馬の背洞門は琵琶湖を左右反転したようなフォルムですが、こちら…

リアルト橋の先、アドリア海の真珠魚市場にて

時差ボケを抱えながら早朝、ヴェネツィア(Venezia, Italy)のホテルを出てリアルト橋(Ponte di Rialto)を渡ったら 魚市場がありました。並んでいる魚の様子が、だいぶ違います。じゃあ、アドリア海の真珠(ヴェネツィアの別名ですね)っぽいか? というと…

静岡駅前葵タワーにて

静岡駅前に葵タワーが出来たのが9年前。地下1階から2階に戸田書店が入っていて、2階にはスツールも置かれています。写真は3階にある静岡市美術館のエントランスにあるカフェスペース。駅前交差点を眺めながら、ひと休みできます。静岡で時間ができると、戸田…

盛岡城丸の内で「鳩オミクジー」

盛岡城跡丸の内にある櫻山神社で、鳩サブレー缶に会いました。なぜ「オミクジー」なのでしょう。「サブレー」の音引きにひっぱられた感じ? 缶は2015年まであった20枚入缶(税抜 2100円)か、28枚入缶(同 3000円)と思われます。豊島屋のロゴは覆われていません…

昇仙峡、55歳のモーター君

昇仙峡(山梨県甲府市)を渓流沿いに上がり、仙娥滝(せんがたき)を過ぎてしばらく行くと、昇仙峡ロープウェイがあり仙娥滝駅から山頂パノラマ台駅間、1,015mを結んでいます。そのパノラマ台に上がったところに、モーター君がいました。 1964年(昭和39年)の…

今年も沖縄!

京急本線を弘明寺(ぐみょうじ 横浜市南区)で降り、大岡川の流れに沿って歩きながら花見をしていて、このぼんぼりそ見つけました。たしか鶴巻橋の手前、左岸だったと思います。最初はそういう店があるのかと思いましたが、まわりのぼんぼりにはファミリーメ…

さよならエンダー古波蔵店

ファストフードレストラン、A&W(エイ アンド ダブリュ)のルートビア(Rootbeer)は、自分にとって沖縄風味のひとつです。7種類の木の根から抽出されたエッセンスだから〝ルート〟、米禁酒法時代の代替飲料だった名残りで〝ビール〟。名前はビールですが…

たそがれマイ波布

陽気な盛りの良さも沖縄の食の長所で、那覇市通堂町、那覇ふ頭船客待合所横の波布食堂などその最たる名店です。写真は肉ソバで、これがデフォルトです。よく見てください。テーブル奥の方にも肉ソバがありますね。双子山のようです。こんな名店が本日、3月28…

昼は高良食堂で宇宙を食べよう

700円のAランチがテーブルに運ばれてきた瞬間「これは……!」と、息を忘れました。那覇市若狭の高良食堂の昼、店のまわりには那覇独特のカラフルな中間色のタクシーが何台も駐まっていて、それだけで名店の気配濃厚です。Aランチは宇宙的ボリュームで、銀河を思…

亀かめそばの島マジック

那覇市若狭の亀かめそばでいただいたふーちばーそばです。ふーちばーとはヨモギのこと。ひな祭りのひし餅、最下層、緑のそれを口にして以来、ちょっと……とヨモギからは距離を置いていた自分ですが、ふと思いオーダー。良かったらどうぞ、と無料オプションの…

栄町市場のマリーンさん

いまの沖縄本島における自分的パラダイスは、那覇市安里の栄町市場です。千円で三杯とつまみ一品を座って楽しめる店では、ガールズバーのように正面に手の空いた美人が座ってくれしばし歓談。名前をきけば「マリーンです」とのこと。すっかり気に入りました。…

ページで『東京流れ者』

アンテロープキャニオン(Antelope Canyon)取材のため米アリゾナ州ページ(Page, Arizona)へ。アンテロープキャニオンは日テレ 「世界の果てまでイッテQ!」でイモトが紹介して以来、日本人人気が高まった美しく神秘的な渓谷です。ページの宿はクオリティ イ…

夜間飛行

もう少しで午後11時になる頃、飛行機は羽田空港へ下降。窓からは東京湾に停泊する船舶の灯が夜光虫のように見えます。夜間飛行といえばサン=テグジュペリ(Antoine Marie Jean-Baptiste Roger de Saint-Exupéry)の小説のタイトルですが、自分的には、ちあ…

オスカーとキャデラック

映画『グリーン ブック』が第91回アカデミー賞作品賞に。慶事ですね。自分的にはアルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA ローマ』もオシだったのですが〝OSCARS 2019: GREEN BOOK WINS BEST PICTURE〟の速報もうれしかった。それにしても『ROMA ローマ』をも…