あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

さよならエンダー古波蔵店

 ファストフードレストラン、A&W(エイ アンド ダブリュ)のルートビア(Rootbeer)は、自分にとって沖縄風味のひとつです。7種類の木の根から抽出されたエッセンスだから〝ルート〟、米禁酒法時代の代替飲料だった名残りで〝ビール〟。名前はビールですがノンアルコール。クセの強いドクターペッパーですね。なぜ店の名がA&Wかといえば、創業者のロイ・アレン(Roy Allen)と、1919年に彼と提携したフランク・ライト(Frank Wright)の2人のファミリーネーム由来とのこと。沖縄での通称は「エンダー」。「エィ ァンド ダーボゥ」の略ですね。氷入りの水を「アイ ワラー」というのに似ています。
 写真は、昨日(2019年3月31日)惜しまれつつ、地主との契約切れで閉店となった那覇古波蔵店、店内にて。日本規格のハンバーガーショップとは違う雰囲気で、パーキングも斜め駐車、いいお店でした。別れを惜しみA&WのHPをみたら〝A&Wの歴史〟があり、Archives Vol.1をクリックすると、A&W沖縄第1号店(現在の屋宜原店)のモノクロ写真が掲載されていました。キャデラックと向かい合い左ハンドルのHONDA S600が駐まっていて、S600の脇では制服姿の3人の女性店員が微笑んでいます。いい写真です

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