あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

五十鈴とISUZU

 奈良の天河神社天河大弁財天社 奈良県吉野郡天川村坪内)へ行くと、古来より伝わる独自の神器、五十鈴(いすず)のちょっとSFっぽい造形に驚かされます。参拝後、境内周辺を散歩していたら、裏手すぐの材木店軒下にいすゞエルフ トラックが駐められていました。ISUZUのロゴデザインから察するに、1990~'93年に生産された4台目ELFの後期型かも。SITECのエンブレムも凜々しく、OHCディーゼルエンジン搭載を誇っています。たしかカスタムでは、ファーゴ、アスカ、ビッグホーンの上級グレードと共通の赤モケット内装も選べたはず。それにしても25年以上稼働しているトラックとは思えないほど美しい。あたりは吉野杉の本場ですから、ご商売柄かなり使い込まれていると思うのですが……。
 と、感心した後「あ、五十鈴だ!」といまさらながら気がつきました。天河神社の象徴的神器にちなんで「ISUZU」を選び、神器なみに大切にしているとか……。五十鈴とISUZU、偶然ではない気がします。想像が膨らみます

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