あ ば ろ ん

瀧昌史どんぶらこっこすっこっこ旅日記

スティーヴ・マックィーン@岐阜

 長住町(岐阜市)のホテルリソル岐阜に泊まった翌朝、近所の金町7丁目を散歩していたら繁盛してそうなオートバイショップのが。壁にピンナップされていたスティーヴ・マックィーン(Steve McQueen)と目が合いました。色褪せ具合がいいですね。
 シェリル・クロウSheryl Crow)2002年のヒット曲〝Steve McQueen〟イントロのギターが聴こえそうです

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郡上、雨上がりの夜空に。

 昨晩は郡上の徹夜踊り(岐阜県郡上市)最終日。警報が出るほどの雨でしたが、午後8時の始まり前にピタリと止み、さすがです。雨上がりの夜空に、はるこま、はるこま! が吸い込まれていきました。
 昨晩の徹夜踊り会場は本町で、宗祇水横の地酒を扱う平野本店裏手には『徹夜ビアホール』も。実にナイスです

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@日田 御幸通り

 大分県日田市豆田の御幸通り商店街を北上すると、花月川に架かる御幸橋手前に『左官大工道具石丸屋』があります。店頭にはほうき、ざる、籠、麦藁帽、各種桶、風呂道具などが見目麗(みめうるわ)しく配置されていました。それにしても、建物が実に味わい深い。
 雨戸や戸袋の朽ち具合といい、屋根の直しといい、丸ごと民芸運動調です。天然っぽくもあり、海洋堂ジオラマ風でもあり、大いにそそられました。天然セルフ コスプレかもしれません。ごく普通に商店街に馴染んでいるのがいいですね

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夏の只中で夏を頬張る

 はじめて秋田県湯沢市のきのこ屋に行ったのは、13年前のこと。KAWASAKI Z650LTDで東北ツーリングに出かけ、雨のなか露天風呂のある木地山キャンプ場にひとり野営。晴れた翌日、国道108号線に出て右折。その先すぐの左手に食堂らしき店の暖簾に『きのこ屋』と大きくあるのを見て、入りました。
 今年も行きました。東北自動車道を古川ICで降りて国道47号線から108号線線へ。きのこ屋は山菜もキノコもいいのですが、写真のデザート、トマトの甘露蒸しが絶品です。ああ自分はいま夏の只中にいて夏を頬張っている、と心も体も喜びます

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蛍光灯のシャンデリア

 大阪市営地下鉄は今年4月の事業譲渡により〝大阪メトロ〟となったとのこと。久しぶりに御堂筋線天王寺駅に降りたら、学生としてここらへんをうろうろしてい40年近く前と、様子がそれほど変わっていません。この駅には実にいろいろな思い出があり、しばし蛍光灯のシャンデリアを見詰めてしまいました。
 大学卒業後の1980年代半ば、発売されたばかりの世界初のオートフォーカス一眼レフ、ミノルタα7000を入れたバッグが網棚から無くなっていることに気がついたのもこの駅でした。カメラは徳間書店の二輪雑誌編集部が購入し、卸したばかりの備品。しかも松屋町筋のバイク街を取材した最後のフジクロームも入ったままで、呆然。その33年前の呆然も、この蛍光灯のシャンデリアは見ていたはずです

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月光仮面とサタンの爪

 今年の青森ねぶた祭りで話題になったのが写真の〝月光仮面とサタンの爪〟でした。赤いマントを広げ大見得を切る月光仮面もいいですが、左のサタンの爪(本当に凄い爪!)のインパクトもなかなかです。
 過去、ねぶたには「スター・ウォーズ」や「ラブライブ!」、「ウルトラセブンエレキング」もありました。自分的には以前、青森県立美術館で開催された〝成田亨ウルトラマン大回顧展〟で観た、繭玉にのって浮かぶカネゴンや、虚空を見詰めるピグモンのねぶたが見てみたい

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天国へのリフト

 蔵王宮城県刈田郡蔵王町)に入っても灼熱で、楽しみにしていた遠刈田温泉 神の湯のひとっ風呂も、とてもそんな気になりません。そこで涼を求め、お釜、と呼ばれる火口湖を目指すことに。刈田リフトのチケットを買って乗り場に行けば、上の現在の気温は18℃との但し書き。
 小さな椅子に身を任せゆらゆらと登れば、カッコウが鳴き、高原を渡る風は清涼で、ああゴクラク極楽。なんだか景色も色も昭和なかんじで(しかもフジクロームっぽい)、静かに静かに始まる〝天国への階段〟冒頭のアルペジオが聴こえてきそうです。もし1970年にジミー・ペイジJimmy Page)とロバート・プラントRobert Plant)が、いま時分このリフトに乗っていたなら〝天国への階段〟ではなく〝天国へのリフト〟になってたかも

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発荷峠でけろけろ

 鹿角市(かづのし:秋田県)から国道103号線を北上すると、十和田湖に出る手前、発荷峠(はっかとうげ)で湖を一望できます。晴れていれば、それは見事な眺望です。駐車場をはさみ、展望棟と向き合って売店があり、その店頭で焼かれている胡桃味噌の団子とか、りんごジュースとかが人気です。
 売店に入ろうとしてふと視線を感じ、棚を見れば帽子にアツく見詰められていました。けろけろ

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2017-2018 FIM世界耐久選手権 最終戦”コカ・コーラ”鈴鹿8耐

 昨日(7月29日)、BS12 トゥエルビで鈴鹿8時間耐久レースを生中継すると知り、お昼前のスタートから見始めたら、目が離せなくなりました。自分がはじめて8耐に行ったのは……とカウントすれば、なんと38年前のことでした。1980年代の終わり頃からは、2輪専門誌の編集者として速報本を出すため毎夏、鈴鹿へ。周回を重ねるマシンをTVで見ていたら、ドロドロのダイヤモンド風呂とか、デグナーカーブへの炎天下トレッキングとか、レース前夜、予選でコケたマシンを貫徹で直すピット風景を夜明けの光で撮ろうと朦朧と居眠りしつつ待機したこととか、ふとした瞬間フラッシュバッグし、ツラくなりました。
 写真はいまも本棚にある'81年(左)、'82年(中)、'83年(右)の8耐公式プログラム。'81年と'82年がカパカパになっているのは、雨に降られたから。すごくわかりやすい

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一人のびのび森となり


 川棚のクスの森です。国指定天然記念物で、名前は森なれど、実は一本の楠(クスノキ)。枝葉は高さ約27メートル、幅は東西約58メートル、南北約53メートル、縦横無尽に伸びています。川棚温泉山口県下関市豊浦町)に泊まった翌朝訪ね、「キングギドラだ!」と驚きました。
 樹齢1000年以上で、一昨年から根腐れ等により樹勢が弱りつつあるとか。かの種田山頭火も「大楠(おおくす)の 枝から枝へ 青あらし」と詠みました。自分的にも大変心惹かれたので、さて一句。「大楠は 一人のびのび 森となり」

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美しくも鬱な世界

 猛暑続きゆえストックのなかから、涼しげな写真を探しました。フィンランド北部のスキーリゾートです。連日ー20~30℃、日の出も日の入りも曖昧でひたすら夜がながく、皆おしなべて静かでした。
 窓一枚向こうはやはり命に危険な温度。それゆえ独特の閉塞感があり、美しくも鬱な世界でした。暑中お見舞い申しあげます!

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新大阪 15:50発 のぞみ238号にて

 新大阪 15:50発 のぞみ238号で東京へ。東京駅着は18:23予定。日の入りは19時前なので車窓からは、刻一刻と暮れなずむ夕景が楽しめました。
 ところが気がつけば、サンシェードを降ろしいる席の多いこと。スマホやPCの画面を見にくくする夕日は要らない、ということでしょう。平日夕方の新幹線普通車指定席は今やビジネスエレベーター、サテライトオフィスの感があります。夕景など一瞥もされません

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ATAGOAL × HOKUSAI

 すみだ北斎美術館で開催中の企画展『ますむらひろし北斎展 ATAGOAL × HOKUSAI』をみてまいりました。影切り森の原画を心ゆくまで眺められたのがよかった。中三のときに創刊された月刊誌『マンガ少年』(朝日ソノラマ刊)の連載、ますむらひろしのファンタジー・ゾーンを毎月心待ちにしていたこと、思い出し感無量です。
 写真は1階で来館者を迎えていたヒデヨシ。ヒデヨシが山吹色だったとは……。ミュージアムショップには、この色のヒデヨシの貯金箱もありました。ちょっと欲しかった

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懐かしい一ノ関駅とED75

 一ノ関駅岩手県一関市)ではやぶさ103号を降り、西口へ向かいます。東北本線大船渡線の在来線をオーバーパスする陸橋を歩いていたら、懐かしい電気機関車パンタグラフを休めていました。国鉄色ED75です。中学生の頃、これが牽引する『ゆうづる』や『あけぼの』に乗ってみたかったこと、思い出しました。深夜の雪原をゆく夜行寝台特急に、雪がめったに降らない静岡在住の中学生(自分です)は憧れました。
 このED75 757は1972年東芝製造の車輌とのこと。初年度製作が1963年の交流電気機関車ED75は現在5両のみ現役なのだそうです。写真は一ノ関駅構内西口改札付近で撮ったのですが、そこにはなんだか懐かしい正統的駅そばスタンドがあったりしていい雰囲気。自動改札機が妙なハイテク感をかもしていました

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団子は今日も。

 岩手県一関市の厳美渓名物、空飛ぶ団子です。籠の中には注文した人数分のお茶と、箱入り団子。渓谷の上、重力にまかせするすると手際よく飛んできます。
 やりとりが楽しくて人気です。団子屋さんでも渓谷を眺めながらいただけますが、わざわざ下まで降りて注文したくなるほど。やりとりに独特な間があって、その間が高低差を行き来。渓谷を挟んで大真面目に、今日も風流が行ったり来たりしています

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